20代でも7割ニコチン依存=禁煙治療の保険適用1割−喫煙者調査(時事通信)

 20代喫煙者の約7割がニコチン依存症であることが25日までに、ファイザー社のインターネット調査で明らかになった。喫煙者全体とほぼ同じ結果だったが、喫煙の年数が短いため、禁煙治療の保険適用の対象となるのはこのうちの1割強にとどまった。
 12学会でつくる「禁煙推進学術ネットワーク」委員長の藤原久義兵庫県立尼崎病院院長は「依存症と診断できる人が7割もいるのに、保険適用とならないのは問題。制限を緩和し、保険診療できるようにすべきだ」と話している。
 調査は昨年10月、20〜29歳の喫煙者男女各500人、計1000人を対象に実施。ニコチン依存症を調べる設問で、依存症と診断された人は69.7%と、全世代を対象とした2008年の調査結果(70.7%)とほぼ同じ水準となった。
 ところが、禁煙治療の保険適用要件「ブリンクマン指数、200以上」を満たす人は全体の9.8%、依存症の人でも11.9%だけだった。同指数は、1日の平均喫煙本数と喫煙年数を掛け合わせて求めるため、若い世代ほど少なく算出される。 

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